染め上がりのきものを問屋さんに納品寸前のこと。
きものは絵羽仕立ての状態です。
ところが、
ないています。
「ないているのは手描き友禅の証拠」と小さい
なきは昔は通ったものでした。
糸目の線からにじんで出ています。この状態を
ないているといいます。

最初からこの状態は分かっていたのに「触らずにほっといて」と悉皆屋さん言われて。
結局、納まらない・・・
最近は仕事の内容は厳しく、染価は極端に低く・・・
悉皆屋さんも厳しい現実に泣いている

が、職人はもっと泣いている

それで、このように金線で隠します。
ないているのが分からなくなります。

他にもいっぱい


丁寧に彩色していれば、金線もいらなかっったのに・・・
彩色屋さんも安い加工賃で走ったのでしょう。
(走るとは、丁寧さを欠き急いで仕上げる事)
昔、私も彩色をしていた頃はよく走ったものだ。と言うより飛ばしていたりして・・・(笑)